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チゴハヤブサ - Eurasian Hobby - Falco subbuteo

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モンゴルは猛禽類、とりわけハヤブサが多かった。そのためハヤブサ類が飛んでいても、よく見ないと簡単には同定できない。


ただ姿形は似ていても、食べるものや立ち居振る舞いがそれぞれに異なるのがおもしろい。この写真を撮った時、このチゴハヤブサは眼光鋭くあたりを見回しつつ、二羽で啼き交わしていたが、上空ではかっこいいアカアシチョウゲンボウ (Amur Falcon) がトンビを突っつき回していたし、谷間では一回り大きなセーカーハヤブサ (Saker Falcon) が悠々と羽繕いをしていた。

それだけではない。日本人の感覚だと貧相な林だったが、クマゲラが営巣していて、歩いて行くとコノハヅクも木陰から覗く。上り切って林を抜けると、ハゲワシの一群が頭上でぐるぐると様子を窺いに来る。思い出せばあれも、これも、切りがないが、一言で言うととっても幸せな一日だった。

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[写真撮影: 2012/08 - モンゴル・ホスタイ - 約30cm - 個人的博物館本館のハヤブサなかまのページへ]
[photo data : 08/2012 - Hustai, Mongolia - abt. 30cm L - Visit the main museum ('
Falcons')]
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