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[更新情報] アメリカ・アリゾナ州東南部の夏の鳥 (4)

個人的博物館本館を更新しました。アリゾナの鳥シリーズの四回目です。今回からは、マデラキャニオンをベースに過ごした五日間の分の写真です。マデラキャニオンはツーソンの近く、サンタ・リタ山塊に突き上げる渓谷ですが、最寄りの下界であるツーソンやグリーンバレーから上がっていくと、ちょっと高原のような感じのするところです。
更新リストは以下の通り。チャバネスズメモドキ、ムジトウヒチョウ、ノドグロヒメドリ、ワタリガラス、オオミチバシリ、アメリカチョウゲンボウ、アカハシハチドリ、ノドグロハチドリ、ブユムシクイ、ムナジロミソサザイ、サボテンミソサザイ、シロハラミソサザイ、チャバライカル、ルリイカルオナガクロムクドリモドキ、ヤブガラ、ドングリキツツキ、サバクシマセゲラ、ミナミハシボソキツツキ、アリゾナキツツキ

話はサンタ・リタ山塊に戻る。この山塊は2200m位までは樹林帯で傾斜もまぁなだらかだが、そこから上は岩壁がむき出しで、なかなかに険しい。標高は最高峰の Mt. Wrightson で2,900m弱。標高から言っても、山容から言っても、日本の八ヶ岳に近い感じがする。ただ、雷がすごいのは
既に書いた通り。森林限界のあたり、標高2,150m のジョゼフィーン峠、まぁ言うならば阿中のコルというあたりまでは上ってみたが、そこから上は道がどうの、勾配がどうの、という以前に、雷が怖くてとても前に進めない気分である。下りでは降り出した雨にまともにやられたが、それでも雷が来ない分、まだ安心なのだった。


[写真撮影: 2008/08 - 米国アリゾナ州・マデラキャニオン] [Photo data : 08/2008 - Madera Canyon / Santa Rita Mountains, AZ, USA]
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