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[這いずり日記] 長野方面 2014/初夏その1

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肉親が亡くなって葬儀の段取りを決め、通夜までに空いた二日半を山で。


季節の変わり目、大事な時期に三週間空けてしまったので、行って見ると景色は様変わりしていた。もう葉っぱは出揃い、草も生えそろい、上下左右、一面の緑だ(写真参照)。

前回まで、来ないな、おかしいな、と思っていたホトトギスやカッコウは無事到着し、ホトトギスは雨でも夜でも狂ったように鳴き叫んでいる。時々、鳴かないな、と思って見ていると、木の高いところで雨宿りしているのがちょっとおかしい。ほかの鳥もいる、いるのだが、もう葉っぱが邪魔になって姿はほとんど見えない。低いところの鳥、ヒタキ類が時々慰めに来るほかは、ああ、上の方にサンショウクイが来たな、あっちにセンダイムシクイがいるな、という感じ方になってしまった。

無理に日にちをやり繰りして来た上に、雨ばかり降っていたから、ほとんど周辺の探索は出来なかった。帰り道、大雨で中央道が不通になり、富士山のすそ野をぐるっと回って海沿いに帰った。

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[写真撮影 : 2014/06 - 長野県] [photo data : 06/2014 - Nagano]
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