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[這いずり日記] 長野方面 2014/秋その1

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山籠もり一週間。前半は二名、後半は東京で仕事があるという理事を帰して単独で。


夏の皆さんがみな国に帰ってしまい、一方で冬の方々もまだ来ないから、ぽっかりと空間が空いている、ということを書いた。今回もその事情に変わりはないが、よそ者の帰国は地元の者どもにスペースとモチベーションを与えたようだ。カケスや一部のカラ類など、夏の間は恐らくもっと標高の高いところにいたと思われる連中が早速戻ってきて、やや興奮した様子で木々をめぐっている。

そして、地元のもの、と言えば哺乳類。今年の木の実は豊作だが、その木の実をリスが楽しそうに運んでいく。また、今回の滞在中最低気温は6℃まで下がったが、8℃を下回るとスイッチが入ったように、ぴゅう。ぴゅう。と
鹿が鳴き出す。活発になった小哺乳類を狙っていると思われる、フクロウを初めて間近に観察できたことも今回の収穫だった。

一方虫は、もうボロボロだ。滅び去るのを待つばかりという風情の、雑巾のようなヒョウモンがひらひらと飛んでいくし、不気味なほど卵で腹を膨らませたアザミオオハムシなどが目立つが、基本、バッタ、トンボ、地面虫ほか一部の以外はもう形態が変わってしまった。そして、とうとう今年も
クスサンが出てきた。

そうそう、渡り鳥はあらかた去ってしまっているが、まだ
オオルリの雄、キビタキの子などは少し残っている。あれは何だろう。これから行くつもりなのか、何か間違っているのか。

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[写真撮影 : 2014/09 - 長野県] [photo data : 09/2014 - Nagano]
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