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[植物探索] 長野方面2016/春その3

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前回の滞在時は雨が多かったのと、理事がいたのとで、あまり植物の観察に時間を割けなかった。花は続々と咲いている。木の花がよくわからない。手や目が届かなくて、調べられないし。

今回の発見は、苦労して探したシナノタンポポ(の白いの)とフデリンドウが、小屋のすぐ前にも咲いていたのを見つけたこと。

絶讃開花中:フキ、コハコベ、セイヨウタンポポ、シナノタンポポ、エイザンスミレ、タチツボスミレ、ほかスミレ各種、イヌナズナ、ナズナ、ワサビ、ニッコウネコノメソウ、(スギナ)、サクラソウ園芸種 x 2、タネツケバナ、カキドオシ、ヤマウグイスカグラ、シバザクラ園芸種、ヒメオドリコソウ、ユキヤナギ、ムラサキケマン、フデリンドウ、ヤナギの一種 x 2+、ニリンソウ、ヒゲネワチガイソウ、ワダソウ、アケビ、ヒトリシズカ、ミツバツチグリ、ツルニチニチソウ、カスミザクラ、桜園芸種、セントウソウ、レンプクソウ、ミヤマエンレイソウ、ホソバノアマナ、クサノオウ、園芸種ドウダンツツジ、ヘビイチゴ、キイチゴのなかま、ヤマブキ、アブラナ科不明、キランソウ、その他木の花を中心にいろいろ不明種あり

↓キランソウ Ajuga decumbens シソ科。別名ジゴクノカマノフタ。別名の由来については、説得力のない説明がいろいろと思い思いに図鑑に記載されている。花 7mm くらい。草丈10cm。

ピンボケの方が味わいがあった。

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↓アケビ Akebia quinata アケビ科。花<1cm。木高2m。アケビの木は小屋のまわりだけでも三本あって、撮影したのは最大の株。とは言え、つるだけに他の植物との争いが激しい、そして厳しい。一昨年はかすみ桜の木に取りついたのでそのつるは払った。昨年は、アケビの上から、さらになんとかカズラが覆いかぶさって、もうアケビはだめかなとさえ思っていたが、しぶとく先に元気を出してきた。

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イワニガナ(ジシバリ)Ixeris stolonifera キク科。花径3cm、草丈20cm。西洋タンポポの群落に混じって、こっそり生えている。

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↓フデリンドウ Gentiana zollingeri リンドウ科。花約2cm。高さ5cm。小屋の前に生えているのがわかったのでみていると、日が陰ると速攻で花を閉じると知れる。
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今回はこんなところで。あ、みんな小屋の周りだ ^^;


[写真撮影 : 2016/05 - 長野県] [photo data : 05/2016 - Nagano]


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