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[這いずり日記] 紅葉に間に合った。「葉」の巻~長野方面2017/秋その3

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いろいろ雑用が重なる。天候の回復を待ち、用事の合間を縫って、山に四日。キノコにはもう間に合わなかったが、紅葉には辛うじて間に合った。最低気温は限りなく氷点下に近づき、大気に引き締まった感じがある。

紅葉と言っても主力は黄色だから、外界は黄色いキャストがかかっている。紅葉とともに葉が順次落ちてくるので、少しずつ林に明るさが増してくる。太陽の位置が低くて、川の水の反射も強い。全体に、黄色くて眩しいのがこの季節だ。

小屋の周りの林の中層に、ネズミ狙い?のノスリが一羽常駐しだしたほかは、鳥に動きなし。小さいのはだいたい群れをつくっているが、よく見ると、群れから少し離れて、キビタキだろうか、ヒタキの♀か幼鳥みたいなのが移動している。さすがに11月、葉が落ちれば動く虫もいなくなる。少し遅過ぎると思うが、台風で行き遅れたのだろうか。

小屋の前でリスの夫婦が活発に動き、夜のカメラには鹿の小群が写る。まぁこの辺は特に異状はない。異状といえば大きめの、焦げ茶の蝶が飛んで行った。クロコノマチョウくらいしか思いつかないが、だとすればニューフェース。

割と productive というか、色彩や光彩の豊かな時期であり、捨てがたい写真が多かったので、今回は四回に分ける。いずれにしても、森は歩き良くて、黄色くて、赤くて、ついでに今シーズンの火入れの儀式を行って、理事は終始ご機嫌であった。

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引き続き、
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[写真撮影 : 2017/10-11 - 長野県] [photo data : 10-11/2017 - Nagano]
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