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[這いずり日記] 長野方面 2014/初夏その3

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帰って用事を済ませ、また翌日、理事を拾って夫婦で小屋行き。いろいろと忙しいが、山の方がすずしい。

ドタバタと行き来をした甲斐はあり、今回はとうとう小屋の前に三光鳥が挨拶に現れた。前の晩、プイプイと聞きなれない声の鳥が目の前の林にいるなあ、と夕食を食べながら話していたのだが、翌日早起きした理事の報告によると、夜明けとともに問題の林の下の方から一羽、雄のサンコウチョウが起きてきて、短く挨拶をすませて丘の方に去って行った由。間違いないか?と聞くと、目の周りが確かに青かった、というので間違いなかろう。

鳥は見えない、と書きつつ、それでもノジコの奥さんとの濃密な対面があったりして、それなりに面白い。虫も本格化し、いよいよ羽化したての、輝くばかりのヒョウモンが飛び始めた。草むらにはギンイチモンジセセリ。まだアブは出てこない。

小屋全体が深い草に埋もれて、鳥と蝉の声以外はすこぶる静か。こういうのも何だが、隠れ里みたいになってきてちょっと素敵だ。今回の写真は草花シリーズで。

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[写真撮影 : 2014/06 - 長野県] [photo data : 06/2014 - Nagano]
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