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[這いずり日記] 長野方面 2015/秋その3

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リモートで温度を測るともう最低気温は5度を記録している。はやい。もう紅葉がはじまったんじゃなかろうか、とか気がせいて、山に一週間。

結果としてはまだ紅葉にははやくて、全体に少し黄色のキャストがかかったような感じに留まっている。生き物には変動はすくない。こないだ存在を認めたエゾビタキは群れになって、ミズキの実をゆったりと食べている。そこに少数のキビタキが混ざる、という構図は同じだ。

去年は10度を下回るのを待っていたかのように鹿が鳴きだしたが、今年はまだ鳴かない。虫は晴れればまだ多少出るが、全体にボロボロ。夜は
クスサンを通り越して、ヒメヤママユの時期に入った。

とは言っても、今回はあまり真面目に観察できなかったのだ。僕も理事も仕事を抱えており、そちらに時間をとられた。さらに、塗料を塗ったりとか、薪棚を組んだりとか、冬の前にいろいろとやらねばならない作業があった。まぁそれはそれで健康的というか真面目な滞在ではあったが、正直生き物とのコンタクトは薄かった。それでも、帰る前に見るところは見ておこうと思っていたのだが、兄弟が倒れた、生死の境目、というので即刻撤収。まぁこういうこともある。大事には至らなかったのが幸い。

絶賛開花中:ツリフネソウ、ノコンギク?、ハルジオン、オトコエシ、カタバミ、ツルフジバカマ、アカツメクサ、オオバコ、キオン、同定中のノギク、サラシナショウマ、ヤマトリカブト、イヌタデ、ママコノシリヌグイ、ミズヒキ、ノボロギク、ヤブマメ、ブタクサ、ススキ、マツヨイグサ、シュウカイドウ]、ヤクシソウ、ツルニンジン?、フジアザミ?。盛りはヤクシソウとノコンギク?。

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[写真撮影 : 2015/10 - 長野県] [photo data : 10/2015 - Nagano]
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