トチノキその3 - Japanese Horsechestnut #3 - Aesculus Turbinata
06/16/25 23:13 category :Sapindales

となると、何と言ってもまずは贄川のトチだ。トチノキはケヤキなどと並んで大木になるからあちこちに巨樹がぽつぽつと残っているが、この一帯のラスボス、大将格は贄川宿にあるこのトチということになる。
最近になって腐り落ちたと思われる大枝を迂回し、木の座る急斜面に赴くと、確かにでかい。これはでかい。今まで見てきたものとは別格の趣がある。林縁にあって近寄りやすいことは有り難いが、これが森の中にあったらどれだけの風格があるだろう。



残念だったのは予報を上回る雨で、まぁ梅雨なのだから仕方ないが、それでも撮影には難儀した。足場の悪い木の根元からこの大きな生き物を撮るには画角の広いレンズが必要になるが、(予報を信じて)持ってきたレンズの主力がいわゆる出目金で、フィルターがつかない。その上、必然的に仰角。仰ぎ見るようにカメラを向けると、大きな雨粒は容赦なく降りそそぐ。うーん。


背に腹は変えられないから、途中でフィルターのつく、一まわり画角の狭い広角に切り替えて、クロスでフィルターを拭き、また拭いて撮った。なのでよく見ると水玉や曇りの痕がうつっている。



その後、往路を諏訪の方に戻りながら、アサダやら、吉江教授の生家のケヤキなどを見たが、とうとう雨は止まず。うーん出目金もマニアックでよいけど悪天の時は考えものだなあ、と、今後の作戦を練り直しながら帰った。
トチノキの二回目(茅野・長圓寺のトチノキ)はこちら。(先日行ったら満開だったので、少し写真を追加した)
一回目(小屋裏のトチノキ)はこちら。
[写真撮影: 2025/06 - 長野県 - 目通り9.8m / 樹高約32m - 個人的博物館本館の「カエデ・ミカン・ウルシのページ(ムクロジ目)」へ]
[photo data : 06/2025 - Nagano, Japan - height 32m mol / DBH 3.2m - go to "plants & fungi" in the main site]
最近になって腐り落ちたと思われる大枝を迂回し、木の座る急斜面に赴くと、確かにでかい。これはでかい。今まで見てきたものとは別格の趣がある。林縁にあって近寄りやすいことは有り難いが、これが森の中にあったらどれだけの風格があるだろう。



残念だったのは予報を上回る雨で、まぁ梅雨なのだから仕方ないが、それでも撮影には難儀した。足場の悪い木の根元からこの大きな生き物を撮るには画角の広いレンズが必要になるが、(予報を信じて)持ってきたレンズの主力がいわゆる出目金で、フィルターがつかない。その上、必然的に仰角。仰ぎ見るようにカメラを向けると、大きな雨粒は容赦なく降りそそぐ。うーん。


背に腹は変えられないから、途中でフィルターのつく、一まわり画角の狭い広角に切り替えて、クロスでフィルターを拭き、また拭いて撮った。なのでよく見ると水玉や曇りの痕がうつっている。



その後、往路を諏訪の方に戻りながら、アサダやら、吉江教授の生家のケヤキなどを見たが、とうとう雨は止まず。うーん出目金もマニアックでよいけど悪天の時は考えものだなあ、と、今後の作戦を練り直しながら帰った。
トチノキの二回目(茅野・長圓寺のトチノキ)はこちら。(先日行ったら満開だったので、少し写真を追加した)
一回目(小屋裏のトチノキ)はこちら。
[写真撮影: 2025/06 - 長野県 - 目通り9.8m / 樹高約32m - 個人的博物館本館の「カエデ・ミカン・ウルシのページ(ムクロジ目)」へ]
[photo data : 06/2025 - Nagano, Japan - height 32m mol / DBH 3.2m - go to "plants & fungi" in the main site]
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