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ミヤコヒキガエル - Miyako Toad - Bufo gargarizans miyakonis

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意外に湿地が多くて蛇のいない島、南大東島にはカエルが多い。サギもいるにはいるけれど、大き過ぎるのか、多すぎるのか、ともあれ島はカエルだらけだ。


これでおしゃれな南方系アオガエルでもいればすばらしいのだが、基本的にヒキガエルばっかり、というのも大東島らしい。ただ、ヒキガエルでも赤いのがいる。宮古島方面からの移入らしい。アジアヒキガエル(Asiatic Toad)の宮古島亜種ということのようだ。

前述のように強力な天敵は存在しないようだが、強いて言えば自動車がそれにあたる。車の数は大して多くないのだが、いかんせんカエルの方が多すぎるし、動作が緩慢すぎるから、島じゅういたるところでペシャンコに潰された死体を観察できる。それも、生、半生、乾燥と、うどん売り場のような有り様。

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轢死体参考出品。ミヤコヒキガエルかどうかはよくわからない。

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[写真撮影 : 2012/02 - 南大東島 - 推定約10cm - 個人的博物館本館の両生類(カエル)のページへ]
[photo data : 02/2012 - Minami Daito Island, Japan - abt 10cm L - visit the main museum ('
Frogs & Toads')]
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