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カメノテ - Japanese Goose Barnacle - Capitulum mitella

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甑島にやってきたのだから、まずは甑の大明神にはお参りせねばなるまいと思ってやって来たのだった。

風がびょうびょうと強い日で、日は陰っていてとても暗くて寒い。むっとするような潮の腐ったような匂いのなか、ぬるぬると滑る岩を飛びつつ、跳ねつつ、大明神の登り口に向かっていくと、散乱したゴミに混ざって、足下に亀の手がびっしりと生えていた。海亀の、手のようでもあり、目を閉ざした顔のようでもあり。ならばと上を見ると、目の先には病気のイソヒヨドリ。そして何よりもその奥に、なんともアンバランスに大きな土木構築物が屹立している。橋だ。車道が近いのは便利だが、大明神に対するレスペクトは失われてしまったものと見える。なんだか、ひでえなあ。思わず、独り言が口をついて出る、それにしても暗い一日だった。
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[写真撮影: 2015/05 - 上甑島 - 幅約20-30mm - ミョウガガイ科 - 個人的博物館本館のエビ・カニのなかまのページへ]
[photo data : 05/2015 - Kami-Koshiki Island - about 20-30mm (w) - Pollicipedidae - go to "Crustaceans" in the main site]
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