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トラツグミ - Scaly Thrush - Zoothera dauma

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この春、小屋の近くにあらわれた大物、トラツグミ。最初に気づいた時は、ヤマドリの雌かと思った、くらい大きな感じがした。驚かさないようにゆっくり、少しずつ近づくとやっぱり大きくて、ライチョウみたいに見える。何だこれは。ただ、ジョウビタキみたいにヒョコヒョコと屈伸運動をしたのでトラツグミと知れた。血圧と喜びがふつふつと湧き上がる。

山で寝泊まりする時、以前からひょーーひょーーという夜中の独特の物悲しい声には親しんでいたものの、恥ずかしながら、こうやってまじまじと見る機会に恵まれたのは、ほとんど初めてだ。二羽。不審そうな顔はしているが、大物らしく、あまり物怖じはしていない。

思い出してみると、最初に見たのは台湾の台東だった。それもちらっとだ。宿のおっさんの車に乗せてもらっているとき、バタバタと林道を横切って飛んだのだった。おい、あれ何だい?フートンよ。フートンてどう書くんだ?ラオフーのフーだろ、トンは東の鳥、ってそりゃトラツグミじゃないか、停めてくれ!と言ったものの既に車はだいぶ進んでいて、後の祭。あの時はノゴマもいた。

その後モンゴルではもう少し接近して、いちおうちゃんと観察できた。そして、今回に至る。そう言えば二昔三昔くらい前は、山を越えた隣県にある、高校の時の山岳部の山荘でも、夜にひょーひょー啼いていたものだ。昼はクロツグミもほとんど常駐していた。その頃は、まだ山にまだマミジロなんかもいただろうか。幸い今でも僕のいる小屋ではクロツグミは居着いているし、こうしてトラツグミも来てくれるが、隣県の山荘ではもうどちらも見ることはない。

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[写真撮影 : 長野県 2017/03 - ヒタキ科 - 30cm - 個人的博物館本館のツグミの仲間のページへ]
[photo data : 03/2017, Nagano, Japan - about 30cm - visit main museum “
True Thrushes”]
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