pmnh wildlife portrait archive : birds

ムラサキサギ - Purple Heron - Ardea purpurea

明けましておめでとうございます(まだ12/31だけど)。正月らしく何か目出度い写真を、と思ったのだが、なかなかこれは、と思うものがなく、タンチョウみたいにみえるコウノトリの乱舞というのがいい線行っていたけれど、モドキというのはよくない、とまた思い返し、結局元気のよいムラサキサギにした。サギ類は比較的繁栄しているだけあって、よく見れば体躯はスペシャルな機能が満載である。折り畳み式エレベータ頚椎。黄金に光るやたらよい目。どこまでも飛んでいける大きな翼。力強い脚。それしかないけれど、それぞれの機能がそれぞれに特化していて立派だ。 View Photo...

ヌマヒヨドリ - Swamp Greenbul - Thescelocichla leucopleura

一日中ヤシの木の中で、ぎゃあぎゃあと啼き交わしている。


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ダイゼン - Grey Plover - Pluvialis squatarola

結構どこにでもいるくせに、実はどこにも居場所がないように、おどおどと遠慮がちに遠くの浜を歩いている鳥。潮が満ちた時、一羽が珍しく近くに寄ってきて、例によって遠慮がちにあたりを見回した後、僕の左横、10m先に腰を下ろした。世間話がしたくなるような、なんだかいい雰囲気だった。 View Photo...

クロツラヘラサギ - Black-faced Spoonbill - Platalea minor

関門の辺で二日ほど自由な時間が取れたので、博多湾に行ってきた。干潟のまわりをうろうろと見ていると、先日澎湖でも見たクロツラヘラサギが居る。クロツラヘラサギの繁殖地は遼寧省と38度線地帯の二ヶ所しかないということを何かの記事で読んだが、そうすると先日の澎湖組と今回の博多湾組は顔見知りなのかもしれない。こんな嘴だから、首から上の羽繕いは手近なところにいる二羽ずつで済ますのが面白い。 View Photo...

ハシボソガラス - Carrion Crow - Corvus corone

誰が何といおうと、カラスは断然、カッコいい。紫に輝く漆黒の体躯、メタリックな嘴と脚。そして都会ではほぼ唯一、自分から人間にコミュニケートしてくる勇気と頭脳。大学生の時、ベンチで居眠りをする頭をコツコツと後からつつかれてから、僕は断然、カラスの味方だ。 View Photo...

キアシシギ - Grey-tailed Tattler - Tringa brevipes

話には聞いていたが、実際に澎湖の風は強い。人間だけでなく、シギやチドリだっておっとっとっと、とよろけながら歩いている。


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キノドカラカラ - Black Caracara - Deptrius ater

現地でカラカラと呼ばれている鳥の、ノドのところが赤いのがアカノドカラカラ。そしてノドは別段に黄色くはないけれど、顔が黄色いこの種類が、おそらくアカノドとの対比の関係で、キノドカラカラと名付けられた。決して、ノドがカラカラというわけではない。それにしても、南米のジャングルは旧大陸出身者にはちょっと想像のつかないものが出てくるから、どこか奥深さを感じる。 View Photo...

オオグンカンドリ - Great Frigatebird - Frigata minor

気がつくと視界の端に唐突に出現し、強風の中、独特の姿勢を保ったまま一気にまた視界から消え去る。なんだか、ちょっとかっこいいのだった。

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アカオネッタイチョウ - Red-tailed Tropicbird - Phaeton rubricauda

純白の体躯、赤い尻尾にペンギンみたいな脚。これを見ると、ああ、南の島に来たなあ、という感じがする。空中で速度を落とすと、尻尾が勢いを失ってだらーんと垂れ下がるのもいい。

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メダイチドリ - Mongolian Plover - Charadrius mongolus

とりあえず梅雨明けらしいので涼しげな奴を一枚。暑中見舞は梅雨明けから8月7日頃に来る立秋の間に出すそうだが、梅雨明けがこんなに遅いと慌ただしいことこの上ない。なお、本館・別館とも真夏モード(暑いため動けない。暑いため出かける)に入っており更新頻度が低下しています。 View Photo...

ジュウイチ - Hodgson's Hawk-Cuckoo - Cuculus fugax

あきれる程に大きく開ける口のせいもあるし、ヒステリックな歌い方や唐突に大きな目玉にも原因があると思うけれど、どこかちょっと頭が変な鳥、と思わせるところがある。夜も啼くというし。
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ウグイス - Japanese Bush-Warbler - Cettia diphone

一年に一度、いやひょっとしたら一生に一度だけ、強気でりりしいウグイスの雄。りりしさ、しかと受取りました。


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カワウ - Great Cormorant - Phalacrocorax carbo

本当は、おおきなアメリカザリガニを呑み込もうとする、悪魔的な風貌をしたカワウの写真がスタンバイしていたのだけれど、それではYahoo!のニュースから流れて来た方に悪い印象を残しかねないので、ここはぐっと我慢して、婚姻色の鮮やかなこの冬の写真に急きょ差し替えることにした。独特の、いや孤高の美学と言っておこう。 View Photo...

ダイサギ - Great Egret - Ardea alba

じりじりと照りつける陽射しのもと、波が寄せては返す、しびれるような夏の浜辺で、サギも幸福を感じたりするのだろうか?

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アオサギ - Grey Heron - Ardea cinerea

Yahoo!の動物ニュース(京都迎賓館のコイがピンチ)からのリンクで流れてこられた方からいくつか質問があったので、急きょアオサギ、ダイサギ、カワウの三連発を行くことにします。写真は今ひとつだけど、まぁ号外のようなものです。
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ヒバリ - Japanese Sky Lark - Alauda japonica

チリチリと遠く頭上でさえずるヒバリをぽかーんと眺めていたら、色々なことがわかった。風の具合によっては羽ばたかずにホバリングすること。それから、右を向いたり、左を向いたり、存外にキョロキョロしながら囀っていること。やっぱりヒバリは晴れた日がいい。それも、逆光ならさらにぴったりだ。 View Photo...

ヒメコバネヒタキ - Lesser Shortwing - Brachypteryx leucophrys

ぬかるんだ暗い森の地面で、一羽嬉しそうに餌を食べていた。逃げる風もない。やがて飛び立つと、自慢するように巨樹の前に止まり、ポーズを取った。

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インドハッカ - Common Myna - Acridotherestristis

だいぶ暑かったから口を開けたまま、何やらこっちを見て訴えかける風情なのだがその内容はよく判らない。鳥にせよ犬猫にせよ、こういうことは時々ある。ひょっとしたら前世の宿縁で、あれは前世で家来だったのではないか、と理事に同意を求めると、主従が逆かもしれないではないか、と言う。確かにその可能性はあるが、そうではない気がする。きっと違う。 View Photo...

エナガ - Long-tailed Tit - Aegithalos caudatus

エナガは忙しい鳥だ。ふわふわとした体をきびきびと動かし、何やらブツブツと呟きながら、休みなく餌を求めて動き回る。僕と違って、立ち止まったり、振り返ったり、あまりそういうことはしないようだ。


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ハシブトガラ - Marsh Tit - Parus palustris

鳥の写真が多いから、本当は別のものにしようかと思っていたのだけれど、ハードディスクの交換があって出鼻をくじかれる。昨日、今日と寒いから、去り行く冬を惜しんで、北海道のハシブトガラにする。

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クビワムクドリ - Black-collared Starling - Sturnus nigricollis

まるで白頭鷲のように立派に見えるけれど、ムクドリのなかまだ。ムクドリの仲間だけれど、カラスのような堂々たる体躯。しかもムクドリらしい図太さと騒がしさも兼ね備え、実際に対面するとかなりアクが強い感じがする。しかしながら、写真うつりがよい。

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ホロホロチョウ - Helmeted Guineafowl - Numida meleagris

人でも鳥でもそうだが、矜持と怯懦が交錯するような性格は見ていて面白いことがある。


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メジロ - Japanese White-eye - Zosterops japonicus

小さな体、ちょっと意地悪そうな眼、シールを貼り付けたような白いマーク、鮮やかな黄緑の羽毛、か細く優美な地啼き、清かなさえずり。日の光のなかを行き来するメジロはまぶしい鳥だ。

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アカゲラ - Great Spotted Woodpecker - Picoides major

三バカに会いに裏の公園に行く。寄生蜂や吊虻に春を実感しながら耳を澄ますと、キョ!キョ!どけ!どけ!とアカゲラが啼いていた。普通種だけれど、近所では初めて見る。これでこの冬は30種類くらいだろうか、東京の冬もまだそう捨てたものではない。

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マミチャジナイ - Eye-browed Thrush - Turdus obscurus

散歩コースの裏の公園の秘密の一角にいつも居座って、ここ二か月、嫌そうな顔をしながら僕を迎えてくれた三バカトリオ(シメ、シロハラ、マミチャジナイ各一羽)の一角。格好の遊び相手だったが、こいつらとももうすぐお別れの時が来る。

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キバシリ - Eurasian Tree-creeper - Certhia familiaris

うまく言えないが、共通の話題がなくて、縁が薄いような感じのする鳥だ。ある日突然アッシジの聖フランチェスコに生まれ変わっても、こいつらは話を聞きに来ないような気がする。ひょっとすると、顔の向きが違うからかもしれない。

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ヒシクイ - Bean Goose - Anser fabalis

ヒシクイを含めたガンの仲間は、日本からどんどん追い出されそうになっている種類の一つといっていいだろう。この写真とは違うが、青森の海のはるか沖合の海上すれすれ、風に隊列を崩し、なき交わしながら渡るヒシクイの群れを船の甲板から見て、先日少なからず心を打たれた。 View Photo...

トビ - Black-eared Kite - Milvus lineatus

トビにはいつも自分の存在を持て余しているような、どこか重い風情があるけれど、この日のトビはくるくると旋回し、のぼり、また羽ばたいて、いつまでも飽くことがなかった。


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ホシハジロ - Common Pochard - Aythya ferina

ホシハジロがなぜか一羽、頑固そうな英国紳士といった風情で泳いでいた。ホシハジロを見ると、いつも目が気になる。僕が知らないことを知っている、そんな目だ。


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シメ - Hawfinch - Coccothraustes coccothraustes

裏の公園にシメが一羽いる。はじめの頃はいつもビクビクとして木の高みにいたけれど、最近はすっかり落ち着いた。少々頭でっかちだけれど、端正で美しい鳥だ。


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ダマライワビタキ - Tractrac Chat- Cercomela tractrac

こういうコマドリ系の奴にはちょっと弱い。つぶらな瞳でじっと見つめられると、胸羽のハタハタにまでドギマギしてしまう。

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ツグミ - Dusky Thrush - Turdus naumanni

その、とろとろと光る漆黒の目玉に、僕はどのように映っているだろうか。


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